【つるなしいんげん】プランター栽培(種まき~発芽まで)

つるなしいんげん 種まき 発芽日数 ベランダ菜園

初夏になるといんげん豆(三度豆)がスーパーに並びます。
胡麻和えや肉巻きでメインにするも良し、彩りに飾り付けるのも良しのお役立ち野菜です。

そんないんげん豆、実はベランダのプランターで育てる事ができるんです!

いんげん豆には、背が高くなりツルが巻き付く「つるあり」と、背が低くつるの無い「つるなし」があります。

今回は、いんげん豆の中でも背が高くならず育てやすい、「つるなしいんげん」の栽培方法についてお話しします。

【この記事で分かること】
①種播きの時期・撒き方
②用意する土・肥料
③発芽までの水やりのタイミング

Contents

1.種をまく時期

寒冷地:5月
中間地:4月半ごろ~6月初め
暖 地:4月初め~5月終わり

いんげん豆の発芽適温は23〜25度です。私は気温を見て、4月の終わり頃と5月の中頃に分けて種を撒きました。(中間地在住)

つるなしいんげんは一斉に身を付け短期間で収穫を終えます。そのため、2週間ほど間を開けて数回種播きを行うと長く楽しめます。

【注意するポイント】
*気温30度を超えると実を付けなくなります。50日程度で収穫ですので、50日後の気温を考えて種を撒きましょう。

2.種の撒き方

深さ2センチ程の穴にへそを下にして種を置きます。株同士の距離は20センチ以上取ってください。
一箇所に3.4粒撒きましょう。
(種同士の間を1.2センチ取ると間引きやすいです。)

種を置いたら上から土を被せ、上から軽く押さえます。
最後に水を与えましょう。

適正気温であれば4~5日で発芽します。

プランターのサイズは大きい方が水切れや肥料切れを起こしにくくて良いですが、お持ちのサイズで大丈夫です。
(私は100円均一の小さな長方形のプランターを使用しています。)

【注意するポイント】
*種を水に浸けてから植えると「割れ」や「酸素不足」を起こしますのでやめましょう。

3.用意する土について

初めて栽培される場合は市販の野菜用の土を購入すれば元肥を入れる必要はありません。
元肥が多すぎるとつるぼけ(実が付かず葉が茂る現象)を起こしやすくなります。

他の野菜を育てた後の土であれば、種播きの二週間前に苦土石灰をみとつまみ(指3本でつまんだ量)入れて混ぜます。(地植えなら1㎡につき一握り)
更に一週間前に化成肥料を軽く一握り混ぜ合わせましょう。(地植えなら1㎡につき3握り)

4.発芽までの水やりのタイミング

種を撒いてから発芽するまでで注意することは、水のあげすぎです。

「いんげん豆は多くの水分を必要とする」といった説明を見かけるかもしれませんが、それは発芽後の話です。種は非常に腐りやすく、土が湿っている程度で十分発芽します。

乾いたら水をあげるようにし、水をあげすぎないようにしましょう。

まとめ

様々な栽培方法を見ていると、どれが本当かが不安になってきますよね。
「水をあげよう」と言ったり「あげるな」と言ったり・・・。

栽培は成長ステージによって気を付けるべきことが変わります。
悩んでいる方のために1ステージずつ記事にしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

↓発芽後の栽培方法は以下の記事をご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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