【多肉植物】徒長したブロンズ姫の切り戻し方法。簡単です。

多肉植物 ブロンズ姫 切り戻し ベランダ菜園

こんにちは、ありんです。
多肉植物を実家から持ち帰ってきました。
長年放置されていたようでびよーんと徒長していたので、切り戻し(挿し芽と葉挿し)に挑戦してみました。

※切り戻し…伸びきった茎を切り、短く仕立て直して育てる処理

簡単に誰でもできる方法なので、是非試してみてみてください!

今回は「ブロンズ姫」という赤みがかった色が特徴の多肉植物を切り戻ししていきます。

【ブロンズ姫の詳細】
学名:Guraptopetalum Bronz
科名:ベンケイソウ科
属名 : グラプトペダルム属
特長:暑さ・寒さ(5度程度まで)に強く、日光を好む。乾燥に強い。
難易度:初心者向け


「朧月」と「玉葉」という品種を掛け合わせたものと言われています。花のような可愛らしさとぷっくり膨らんだ赤みのある葉を見ると納得です。

【この記事で分かること】
①ブロンズ姫の切り戻し方法(挿し芽)
②取った葉で株を増やす方法(葉挿し)
③根が出るまでの期間
④根が出るまでに気をつけること
⑤植え付けの方法

Contents

1.ブロンズ姫の切り戻し方法

多肉植物の切り戻しは、盛んに育つ時期を選びます。ブロンズ姫の場合は春から初夏(3月〜7月)にかけて行うと成功しやすいです。

切り戻す方法は簡単です。好みの長さで切ります。(そのまんまですね。)
見た目が整うように要らない葉は取ってくださいね。

切った後は土の上に置いておきます。乾燥した土に挿してそのまま放置する形がメジャーですが、私は土の上に置きました。
こうすれば根が出たかどうかを目視で確かめられます。ブロンズ姫は強い種類ですので、この間に水や養分不足で枯れてしまうような事はほとんどありません。

そのまま10日〜20日ほど、水をあげずに風通しの良い場所に置いておきます

ここで注意したいのは、日当たりです。調べると半日陰と記載のあるものもありましたが、日光があまり当たらない場所に置くことはおすすめしません。
日当たりが悪いとブロンズ姫特有の赤みが消えてしまい、更に徒長(茎が伸びること)してしまいます。
今回窓際に置いて根出しを行ったため、日照不足で少し葉と葉に間隔が空いてしまいました。
せっかく切り戻したのに可愛いコロンとした姿でなくなるのは残念ですよね。

2.切り戻しの際に取った「葉」で株を増やす

切り戻しをする際、見栄えが良くなるように取り除いた葉がいくつかある場合は、新たに株を増やすことができます

葉から葉が出てくるなんて不思議ですが、葉の切り口から新たな葉と根が発生します。

方法は挿し芽と同様で、乾燥した土の上にそっと置いておきます。水をあげずに芽と根が出るのを待ってください。

ブロンズ姫の写真を撮り忘れていました。

3.根が出るまでかかった日数(挿し芽と葉挿しで差はあるのか)

私は4月下旬に切り戻しを行いました。
そこからの経過をそれぞれ見ていきます。

こちらが切ってから7日後の状態です。

挿し芽は葉が一つ萎れてきていますが、特に根は出ていません。

葉挿しも切り口に変化はありません。葉はいたって健康そうです。

そこから更に7日。切ってから14日経ちました。

挿し芽は一本だけですが根が出ています。

葉挿しも同じタイミングで小さな葉が現れました。しかし、根が発達していません。

ブロンズ姫は右端

更に4日待ち、切ってから18日経ちました。

葉挿しに根が発生し、葉も大きくなりました。

観察の結果、挿し芽に根が出るスピードと葉挿しに葉が出るスピードはほぼ同じということが分かりました。
しかし、葉挿しは葉を育てることを優先しているのか、発根は少し遅くなるようです。

4.切り戻し後の植え付け方法

赤玉土・腐葉土・鹿沼土・パーライトなどを混ぜ合わせたところに植え付けます。
排水に長けた土壌であれば放置していても育つぐらい丈夫ですので、そこまで神経質に土を作る必要はありません。
排水性の高いものを併せ、適度な保水力と根の固定のために粒子の細かい物も少し入れると良いでしょう。

ちなみに一番お手軽なのは多肉植物用の土を買ってしまうことです。
ホームセンターやネットで購入可能です。

セリアやキャンドゥにも多肉植物用の土が売られています。少量で良ければ自分で配合するより出費が少なく簡単です。

多肉植物を可愛く飾って鑑賞したいという方が多いと思いますので、保水と排水のバランスが良く見た目が明るい鹿沼土を表面に敷き詰めるのも良いかもしれませんね。
こちらも少なくともダイソーでは見かけました。

ちなみに私は鹿沼土の代わりにダイソーのハイドロボールを使用しています。保水性にすぐれ風通しが良く、浸水時に変色するので水やりのタイミングが分かり易いのが特徴です。

土を作るまでの仮置きですが
ハイドロボールの参考画像です。
まとめ

多肉植物の寄せ植えを見ると買いたくなりますが、後でおばけのように伸びると思うとちょっと手が出しずらいですよね…。

でもブロンズ姫なら育てるのも切り戻しも簡単!
実家では数年間庭に放置されていたようですが、何のお世話無しでもすくすくと育っていました…。

一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

今後も育てやすい多肉植物を手に入れたら紹介していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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