6月に入るとスーパーに梅が沢山並びだして、梅仕事の季節がやってきます。
毎年計画していなくても「梅干し」「梅ジュース」「梅酒」のどれかを作ってしまいますね。今年はその中でも、「梅酒」の作り方を紹介します。
【この記事で分かること】
①梅酒の作り方
②アレンジ梅酒の作り方
Contents
1.自家製「梅酒」の作り方
実家の基本の作り方です。
万人受けする丁度いい甘さを目指しています。
【材料】
青梅(完熟梅)…1キロ
氷砂糖…700グラム(完熟梅なら600グラム)
ホワイトリカー…1.8リットル(大1本)
レシピによって氷砂糖の量が500〜1000グラムと大きく異なりますが、私は700グラムに設定しています。
好みによりますので、下の味の目安を参考にしてください。
【氷砂糖の量目安】
500グラム…ロックで飲む方や甘さ控えめで飲みたい方向け
700グラム…ロックよし。割ってもよし。
800グラム…ロックでは甘いめ。割って飲んでも甘みがしっかりしているので甘党さん向け。
1000グラム…梅シロップのような甘み。カキ氷やアイスにかけると美味しい。沢山のお水や炭酸で割っても甘さがあるのでお酒に弱い方におすすめ。
それでは作っていきましょう。
①容器の熱湯消毒を行う(アルコールでもOK)
長期の保存をするため熱湯で殺菌消毒を行います。
キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、梅の下処理をする間に残った水気を乾燥させておきましょう。
容器はガラス製の密封可能なものがおすすめですが、私はずっとタッパーウェアを使っています。機密性が高く軽いのでとても扱いやすいですよ。
②梅を洗う
まずは汚れを取るために梅を洗います。
梅の表面に傷がつかないように丁寧に洗いましょう。
傷が付くと濁りやカビの原因になります。
完熟梅の場合は水を避け、水ではなくリカーで静かに洗ってください。流水や強い拭き取りは傷や傷みの元です。
③アク抜きをする
青梅を使う場合はアクが強いことが多いです。そのため、2時間程水に浸けてアク抜きをしましょう。
ただし、黄色く熟し始めている梅はアク抜きしないでください。熟すことによってアクが減っているため、そのままでもエグみはほとんど感じません。
④水分を拭き取る
清潔なキッチンペーパーなどで、アク抜きをした梅の水気を取ります。
水分はお酒を腐らせる原因になる場合がありますので、へその部分も忘れずにしっかり拭き取りましょう。
この時、傷んでいるものを見つけたら取り除きます。
⑤へそ(ヘタ)を取る
竹串や爪楊枝で梅のへそを取り除きます。思いの他硬いため、竹串の方が強度的にはおすすめです。爪楊枝でも慣れれば取り除けますよ。
⑥容器に梅と氷砂糖を交互に入れていく
梅と氷砂糖を層にすることで砂糖の溶け方や梅エキスの出方が均等になります。
梅と氷砂糖を交互に入れ、2、3層になるようにしてみてください。
⑦ホワイトリカーを注ぐ
せっかく作った層を崩さないように、静かにホワイトリカーを注ぎます。
⑧完成後のお世話
1日1回容器を逆さにし、内部の糖度が均等になるようにすると美味しい梅酒になりますよ。
3ヵ月後から飲んでも問題ありませんが、1・2年は置いた方が熟成して飲みやすくなります。
2.アレンジ梅酒レシピの紹介
梅酒を毎年作っていると違う味も試してみたくなりませんか?
時々行く居酒屋さんに色んな梅酒があり、とっても美味しかったので自家製で挑戦してみました。
①ブランデー梅酒
基本の梅酒レシピのホワイトリカーをブランデーに変えるだけ!
ブランデーはロックで呑まれる方が多いと思いますので、砂糖は600グラムに減らして作るのがおすすめ。
今回作ったものがこちら。
ちなみに良いブランデーを使えば使うほど美味しくなります…。笑
②はちみつ梅酒
こちらも基本の梅酒の氷砂糖をはちみつに変えるだけ!
健康に良く、花の風味が感じられる飲みやすい梅酒ができます。
はちみつなので溶けるスピードが速いという特徴があります。梅のエキスを抽出しきれないこともあるため、心配であれば、最初に氷砂糖400グラムで氷砂糖が溶けるまで待ち、その後に2・300グラムのはちみつを追加で入れてください。
③緑茶梅酒
普通の梅酒が甘すぎて飲みにくい方におすすめ。
基本の梅酒のレシピに緑茶の葉を加えるだけです!
ティースプーン10〜14杯分をいくつかのお茶パックに分けて一緒に漬け込みます。
甘いのが苦手であれば氷砂糖も600グラムに減らしましょう。
まとめ
梅酒の瓶が並んでいると気分が上がりますね。
田舎育ちなので実家を思い出して懐かしい気持ちになります。
ビンに入れて飾ればインテリアにもなる梅酒たち!是非皆さんも作ってみてくださいね。
梅酒作りのよくあるお悩みを解決する記事も書いていますので、よろしければ参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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